こういった方向けです。
なお、この記事を書いている僕は、Web制作フリーランスとして、直請け・下請けの両方を軸に活動しています。
コーディングやデザインを学習した後、最も再現性が高い稼ぎ方は、「制作会社の下請けとして働く」という方法です。
今回は僕の実体験をもとに、「Web制作会社の下請けで月20万円稼ぐ方法」を解説していきます。
Web制作会社から下請け案件を受注して、月20万円を稼ぐ方法
下請けで月20万円を稼ぐためにやるべきことは、次の2つです。
- スキル学習後、ポートフォリオを作成する
- Web制作会社に営業メールを送る
①スキル学習後、ポートフォリオを作成する
まずは、制作会社に営業する「準備」をしましょう。
どこまで学習を進めれば良いか
結論から言うと、「HTML、CSS、jQuery、Sass、WordPress」を学んでからです。
あとは、デザインカンプから正確にコーディングできることと、「即レス」や「納期を守る」といった当たり前のことがしっかりできるのが最低条件ですね。
実案件に挑戦できる具体的なスキル感が知りたい方は、こちらをどうぞ。 続きを見る
【Web制作独学】実案件に挑戦するタイミングとは【スキル感を解説】
ポートフォリオに載せるべき項目
- 自己紹介:クライアントが知りたい情報
- 制作物:これまでに制作してきた作品
- サービス:自分に何ができるのか
- 料金:どの程度の料金でできるのか
- 連絡先:メールアドレス、SNSアカウント
最低限、上記5つは載せるようにしましょう。
ポートフォリオ作成を始めるとき、大半の人は「デザイン案が浮かばない」「何を載せればいいか分からない」と悩んでしまうと思います。
そういった人向けに、ゼロから一緒にポートフォリオを作っていける教材を作りました。ポートフォリオ作成で手が止まっている方は、ぜひこちらも参考にしてください。
【Web制作初心者向け】 ポートフォリオをゼロから一緒に作ってみよう!
②Web制作会社に営業メールを送る
ポートフォリオが完成したら、制作会社に営業メールを送りましょう。
下請け営業のやり方
基本的には、「制作会社のメールフォームから営業文を送る」というやり方になります。
しかし、普通にやっただけだと競合が多く埋もれてしまうので、それなりの工夫が必要です。
例えば、「埼玉 Web制作会社 パートナー募集」と検索をかけたとして、1ページ目でヒットした会社に営業する人は多いですが、あえて3ページ目以降でヒットした会社に営業するとか。
また、Web制作会社以外にも、「Web広告会社」や「印刷会社」でホームページ制作事業を行っている会社も多いです。なので、そういったところを狙って営業するとか。
こんな感じで、「いかに競合がいない場所で戦えるか」を考えましょう。
下記に書かれている方法も、競合がいないのでおすすめです。 続きを見る
【意外と知らない】Web制作会社を探すときに超便利な営業リスト【フリーランス向け】
重要なのは、営業を辞めないこと
「1社と提携を結べたから、一旦営業は辞めよう」と考える人は多いですが、仮に提携を結べたからといって、必ずしも案件がもらえるとは限りません。
僕自身、これまで5社以上の制作会社と提携を結んできましたが、今も継続してお付き合いできているのは、1社だけです。
- 継続的に仕事をくれる企業1社と提携する
- 複数の企業と提携する
上記どちらが達成できれば「継続的に月20万円稼ぐこと」は可能なので、自分とマッチする制作会社が見るかるまで、営業は辞めないでください。
1社提携を結べたなら、そのまま行動量を増やせばもう1社、2社と全然いけますよ。
Web制作会社から下請け案件を受注する前に知っておくべきこと
僕の失敗例をもとに、「下請け案件を受注する前に知っておくべきこと」を3つご紹介します。
- 着手金はもらっておく
- 見積もりは細かくとる
- 分からないことは早めに連絡する
①着手金はもらっておく
着手金とは、制作に入る前に、見積もり額の数%を振り込んでもらうことです。
- 制作会社側の都合で案件が進まず、納品できたのは受注から半年後
- 制作会社側の都合で案件が打ち切りになり、報酬が支払われない
下請けではこういったトラブルも発生しがちなので、着手金はなるべくもらうようにしましょう。
僕の場合、見積額の半分(50%)を事前に振り込んでもらうようにしています。
下請けを始める前に、無料保険に加入しておこう
フリーランスはどうしても立場が弱くなってしまうので、万が一の時のために、『FREENANCE』という無料保険に入っておくことをおすすめします。(僕も加入済み)
最大5,000万円の「損害賠償保険」が無料付帯されるほか、今すぐ現金が必要なときに「請求書の現金化」も可能です。
②見積もりは細かくとる
「見積もり依頼をされる=受注確定」というわけではありません。
制作会社側は、多くの企業・フリーランスに見積もり依頼を提出し、それぞれを比較検討して、最終的に発注先を決めます。
なので、何となく見積もりを出しただけでは、到底受注するのは不可能。見積もりを出すときは、相手を納得させられるように、なるべく細かくとるようにしましょう。
悪い例
- 制作費(15ページ):13万円
- WordPress設定:5万円
- サーバーアップロード:2万円
- 合計:20万円
良い例
- トップページ制作費:6万円
- 会社概要ページ:2万円
- 採用ページ:2万円
- お問い合わせページ:3万円
- WordPress初期設定:2万円
- カスタムフィールド設定:3万円
- サーバーアップロード:2万円
- 合計:20万円
③分からないことは早めに連絡する
分からないことがあった場合は、なる早で連絡した方がいいです。
僕自身、「こんなことも知らないのか」と思われるのが怖くて、1人でずっと悩んでいたこともありましたが、完全に時間の無駄でした。
「質問したら、速攻解決できた」ということが大半なので、少し調べても分からない場合は、遠慮せず質問しましょう。
最後に:初回の案件は99%苦労します
初めてなので、苦労するのは当たり前ですね。
大切なのは、苦労した時にどうするか、しっかり対策しておくこと。
「MENTA」という現役エンジニアに相談できるサービスもあるので、こういったものを知っておくだけでも、心に余裕ができると思います。
最初のうちは大変ですが、経験を積めば積むほどスムーズに進められるようになるので、頑張りましょう。
というわけで、今回は以上です。
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