こういった方向けです。
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フリーランスとして仕事をしていると、「納期に遅れそうになる」というトラブルは誰もが経験すると思います。
特に初心者のうちは、案件内容を見て「どれくらいの作業量で完成できるか」が想定しづらいですよね。
納期に遅れてしまうと、信頼を失うほか、最悪の場合は「損害賠償を請求される」といった可能性もゼロではありません。
僕自身、最近はコーダーさんやデザイナーさんに案件を振る機会が多いので、今回は発注者の視点も取り入れて、「納期に遅れそうな時にとるべき行動」を解説していきます。
フリーランスが納期に遅れそうな時にとるべき行動
納期に遅れそうな時にとるべき行動は、下記の2つです。
- 1日でも早くクライアントに連絡を入れる
- 納期に遅れそうな理由を伝える
1日でも早くクライアントに連絡を入れる
納期に遅れそうになったら、1日でも早くクライアントに連絡を入れましょう。
ギリギリまで粘りたくなる気持ちも分かりますが、連絡が遅れるほどクライアントの負担が増えてしまいます。
一番やってはいけないのが、納期直前に連絡を入れること。
これだけで絶対に避けましょう。
1週間前なら解決できることも、直前に言われたところで解決策がなくなってしまいますよね。
ほとんどの場合、「納期に間に合うかどうか」の判断は1週間前にできるはずなので、「間に合わなそう」と思った時点で連絡を入れることを心がけてください。
納期に遅れそうな理由を伝える
こんな感じで、ただ納期の延長をお願いするだけでは、根本的な解決に繋がりません。仮に伸ばしてもらったところで、二度目の失敗はさすがにヤバいですよね。
なので、連絡を入れるときは必ず「納期に遅れそうな理由」を伝えましょう。
「大変申し訳ありません。90%は完了しているのですが、◯◯の実装でつまづいています」など、お詫びとともに、なぜ納期に遅れそうなのかを伝えることで、クライアントも解決策を探しやすくなります。
「それなら、報酬を減額させていただく代わりに、その部分は弊社で実装します」と言ってくれるかもしれません。
自己都合の言い訳は、通用しない
フリーランスの厳しい点は、「自己都合」の言い訳が通用しないことです。
「熱が出てしまい、納期に間に合わなそうです...」
「一身上の都合で、もう少し時間がかかりそうです...」
こういった理由は仕方ないかもですが、発注者からしたらどんな理由であろうと、納期に間に合わないのは大きな損害になります。
フリーランスとして仕事をしていくなら、自分が動けなくなった時の対策まで考えておくことも大切です。
フリーランスが納期遅れを回避する方法
- 報連相をしっかり行う
- スキルの見直しをして、実力以上の案件は受けない
- スケジュール管理をしっかり行う
①報連相をしっかり行う
正直、これさえしっかりやっておけば、重大なトラブルに発展することはほぼありません。
- その日の作業内容
- 全体の進捗具合
- 不明点の相談
こういった連絡がきちんとできるフリーランスは少ないので、これらをやるだけで評価はかなり上がります。
報連相がないと発注者は不安になってしまうので、必ず行うようにしましょう。
②スキルの見直しをして、実力以上の案件は受けない
特にフリーランス初期の頃は「何でもやります精神」が強くなってしまいがちですが、しっかり「断れる自分」を持っておくことも大切です。
目安としては、次の通り。
- 案件内容を見て、7割いけそうと思ったらGO
- 7割以下ならSTOP
何でもかんでも「やります!」と言っていれば成長できるかもですが、それ以上にリスクは大きいです。
今後フリーランスとして活動していく上で、その判断が致命傷になってしまったら元も子もないですよね。
そうならないためにも、一度冷静になって判断するようにしましょう。
③スケジュール管理をしっかり行う
Web制作を例に解説すると、「この部分の実装にはこれくらいの時間がかかる」というイメージが的確にできていない人が多いです。
仮にコーディング案件を受注した場合、デザイン全体をざっと見ただけで「大体このくらいあれば終わりそうだな」と適当に決めてしまうのはNGです。
そうではなく、1つ1つ作業を細かく分解して、部分的に時間を見積もるようにしましょう。
また、なるべく前倒しで納品できるようにスケジュールを組むことも大切ですね。
万が一の時のために、やっておくべきこと
トラブルを起こしたとき、サラリーマンなら会社が責任をとってくれますが、フリーランスの場合、責任をとるのは全て自分です。
個人で数百万、数千万の損害賠償を請求されたら、さすがにキツすぎますよね。
そんな「もしも」の時のために、フリーランスのための保険に入っておきましょう。
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というわけで、今回は以上です。