Freelance

フリーランスが納期に遅れそうな時にとるべき行動【事前にできる予防策も解説】

2022-08-04

勢いで案件を受注してしまい、指定された納期に間に合わなそう。どうしよう...。

こういった方向けです。
 

 

この記事を書いた人

Shun
学生時代にWeb制作を独学→制作会社でアルバイト→新卒でフリーランス→制作費無料のサブスクWeb制作事業開始→1年で契約数30件超→法人1社提携→海外ノマド

 

フリーランスとして仕事をしていると、「納期に遅れそうになる」というトラブルは誰もが経験すると思います。
 

特に初心者のうちは、案件内容を見て「どれくらいの作業量で完成できるか」が想定しづらいですよね。
 

納期に遅れてしまうと、信頼を失うほか、最悪の場合は「損害賠償を請求される」といった可能性もゼロではありません。
 

僕自身、最近はコーダーさんやデザイナーさんに案件を振る機会が多いので、今回は発注者の視点も取り入れて、「納期に遅れそうな時にとるべき行動」を解説していきます。
 

フリーランスが納期に遅れそうな時にとるべき行動

フリーランスが納期に遅れそうな時にとるべき行動
 
納期に遅れそうな時にとるべき行動は、下記の2つです。

  • 1日でも早くクライアントに連絡を入れる
  • 納期に遅れそうな理由を伝える

 

1日でも早くクライアントに連絡を入れる

納期に遅れそうになったら、1日でも早くクライアントに連絡を入れましょう。
 

ギリギリまで粘りたくなる気持ちも分かりますが、連絡が遅れるほどクライアントの負担が増えてしまいます。
 

一番やってはいけないのが、納期直前に連絡を入れること。
 

これだけで絶対に避けましょう。
 

1週間前なら解決できることも、直前に言われたところで解決策がなくなってしまいますよね。
 

ほとんどの場合、「納期に間に合うかどうか」の判断は1週間前にできるはずなので、「間に合わなそう」と思った時点で連絡を入れることを心がけてください。
 

納期に遅れそうな理由を伝える

すみません、納期に間に合わなそうです。もう少し伸ばしていただくことは可能でしょうか?

 

こんな感じで、ただ納期の延長をお願いするだけでは、根本的な解決に繋がりません。仮に伸ばしてもらったところで、二度目の失敗はさすがにヤバいですよね。
 

なので、連絡を入れるときは必ず「納期に遅れそうな理由」を伝えましょう。
 

「大変申し訳ありません。90%は完了しているのですが、◯◯の実装でつまづいています」など、お詫びとともに、なぜ納期に遅れそうなのかを伝えることで、クライアントも解決策を探しやすくなります。
 

「それなら、報酬を減額させていただく代わりに、その部分は弊社で実装します」と言ってくれるかもしれません。
 

自己都合の言い訳は、通用しない

フリーランスの厳しい点は、「自己都合」の言い訳が通用しないことです。
 

「熱が出てしまい、納期に間に合わなそうです...」
「一身上の都合で、もう少し時間がかかりそうです...」
 

こういった理由は仕方ないかもですが、発注者からしたらどんな理由であろうと、納期に間に合わないのは大きな損害になります。
 

フリーランスとして仕事をしていくなら、自分が動けなくなった時の対策まで考えておくことも大切です。
 

フリーランスが納期遅れを回避する方法

フリーランスが納期遅れを回避する方法
 

  • 報連相をしっかり行う
  • スキルの見直しをして、実力以上の案件は受けない
  • スケジュール管理をしっかり行う

 

①報連相をしっかり行う

正直、これさえしっかりやっておけば、重大なトラブルに発展することはほぼありません。

  • その日の作業内容
  • 全体の進捗具合
  • 不明点の相談

 

こういった連絡がきちんとできるフリーランスは少ないので、これらをやるだけで評価はかなり上がります。
 

報連相がないと発注者は不安になってしまうので、必ず行うようにしましょう。
 

②スキルの見直しをして、実力以上の案件は受けない

特にフリーランス初期の頃は「何でもやります精神」が強くなってしまいがちですが、しっかり「断れる自分」を持っておくことも大切です。
 

目安としては、次の通り。

  • 案件内容を見て、7割いけそうと思ったらGO
  • 7割以下ならSTOP

 

何でもかんでも「やります!」と言っていれば成長できるかもですが、それ以上にリスクは大きいです。
 

今後フリーランスとして活動していく上で、その判断が致命傷になってしまったら元も子もないですよね。
 

そうならないためにも、一度冷静になって判断するようにしましょう。
 

③スケジュール管理をしっかり行う

Web制作を例に解説すると、「この部分の実装にはこれくらいの時間がかかる」というイメージが的確にできていない人が多いです。
 

仮にコーディング案件を受注した場合、デザイン全体をざっと見ただけで「大体このくらいあれば終わりそうだな」と適当に決めてしまうのはNGです。
 

そうではなく、1つ1つ作業を細かく分解して、部分的に時間を見積もるようにしましょう。
 

また、なるべく前倒しで納品できるようにスケジュールを組むことも大切ですね。
 

万が一の時のために、やっておくべきこと

万が一の時のために、やっておくべきこと
 
トラブルを起こしたとき、サラリーマンなら会社が責任をとってくれますが、フリーランスの場合、責任をとるのは全て自分です。
 

個人で数百万、数千万の損害賠償を請求されたら、さすがにキツすぎますよね。
 

そんな「もしも」の時のために、フリーランスのための保険に入っておきましょう。
 

【FREENANCE】というサービスなら、最大5,000万円の損害賠償保険が無料で付帯されます。
 

会員登録無料かつアカウント維持費もずっと無料なので、気になる人は下記記事をご覧ください。


 

というわけで、今回は以上です。

-Freelance